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映画「フロリダ・プロジェクト」で皆がドン引きした2大トピックをあえて褒めてやろう

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どうもこんばんは!

 

Machinakaです!

 

先週末にこちらの記事を書きました。

 

ameblo.jp

 

 

フロリダ・プロジェクトはかなり特殊な映画であることは間違いないです。

加えて、好き嫌いが分かれる作品なのも間違いない。

 

ある人はべた褒め、ある人は酷評。はっきり分断している。

 

それは何故か? 酷評してる人の感想を見ると、映画の全体の完成度ではなく、ある特定のキャラやシーンで嫌悪が決定的になっているのが分かってきました。

 

ちなみに、私はこの映画を全肯定です。過去記事のタイトルにも書きましたが、今年ベスト級と言ってもいいくらい。

 

もう嫌いと言ってしまった人に今更好きになってくれ!とは言えないけども、この記事で少しでも価値観が変われば嬉しいです。

 

ちなみに、この記事は映画の完全ネタバレになってるので、まだ見てない人はすぐに閉じてくださいね。

 

 

ではここからネタバレいきまーす!!!!!

 

WARNING!!

 

 

WARNING!!

 

 

 

 

 

・トピック①「母親がマジで無理」

 

全身にタトゥーを入れて、仕事もせず自立せず、ひたすら自分の都合だけを主張している母親。

 

確かに、私も中盤までは大嫌いでした。

 

「お前がちゃんとした職に就いてればだなぁ!!!!」って何回起こったことか。。

 

ただ、それでも私は肯定したいです。

 

映画を見た人なら分かるんですが、この映画は非常に余白が大きい。映画を見ただけでは、確定できないことも多いです。

 

確かに母親は映画を見てると最悪に見えます。しかし、映画は時間を切り取るもの。

この映画の場合は、彼女が子供を産み、6歳まで成長してからの彼女しか切り取っていません。

でも考えてみてください。彼女の過去、彼女は子供を産む前には何があったか? 誰も見てませんよね?

 

ならば、彼女がいつああなってしまったのか? 何がターニングポイントになったのか? そして、そんな彼女の失落を通じて何を伝えたかったのか?

 

私は、映画を見ながらそんなことを考えてました。

 

なぜなら、私は性善説を信じるからです。

 

性善説(せいぜんせつ)とは、人間の本性は基本的に善であるとする倫理学・道徳学説、特に儒教主流派の中心概念。人の本性に関する考察は古今東西行われてきたが、「性善説」ということばは儒家のひとり孟子に由来する。

性善説 - Wikipedia

 

映画のシーンの中には彼女の過去はない。だから、観客は彼女の過去を自己補完するしかない。

 

彼女も昔からあんな性格だったわけじゃないと思います。

 

なぜあんなに口が悪いのか?

なぜまともな仕事をしないのか?

なぜ娘以外の他人を信用できないのか?

 

全て、理由は彼女の過去にあったはずです。

 

言った通り、彼女の過去は映画の中では描かれてない。

 

なら、私はどうやって彼女の過去を補完し、彼女を好きになるに至ったのか?

 

私は、彼女の過去を、彼女の娘であるムーニーマンムーニーちゃんのシーンにそのまま重ねたのです。

 

母親の過去があんなボンビーモーテルに住んでたのかは分かりません。でも、母親もかつて6歳の時はムーニーちゃんと同じく無邪気で、人懐っこい性格だったのかもしれません。

 

だから私は、母親とムーニーちゃんを一人の女性として同一視して、過去(6歳)と現在(20歳)を比較しながら見ていました。

 

おそらくですね、ムーニーちゃんがあの母親と暮らしているとですね、正直毒です。ここばかりは全員共感かと思いますが。

 

ムーニーちゃんはラストを見る限り、あの母親とは離れそうなんで少しホッとしてるんですけどね笑

 

この時、

 

A.同じ母親とずっと一緒に居る

B.違う家庭に引き取られる

 

の二つの分岐点があるとしたら、ムーニーちゃんはB.に向かうと思われるんですけど、、、

 

母親が6歳だった時は、A.という人生を受け入れるしかなかったのかなぁ。。だからあそこまで不良になってしまったのかな?と思ってしまいました。

 

つまり、母親がかつて6歳だった時にも素行の悪い母親がいて、、、

それこそ「アイトーニャ」のクソびっち母親みたいな母親がねwww

 

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で、彼女はスケートすることもなく、特に特技もないまま過ごして、出産して、いざ仕事を探そうとしても全くなかった。

 

ひたすら面接しても断られる始末。

 

だんだん月日が経っていくうちに、もう取り返しのつかないところまでいってしまったのではないか、と。。。

 

そこまで妄想してしまいましたw

 

そんな妄想から、「人は家庭環境で善にも悪にも変わってしまう」ということを学んだ気がしました。

 

ムーニーちゃんは引き取られて良かったけども、アイトーニャのようにずーと離れられないこともある。子供じゃどうしようも無いですもん。親に依存して生きるしか無いですからね。

 

だから、親のしつけって本当に大事なんだ、と感じたし、僕はずいぶん子供の頃怒られたけども、今思うと良かったと感じるんですよね。

 

最悪な母親をさんざん見せられる映画だけど、自然と親に感謝したくなる映画でもありました。

 

 

 

 

・トピック②「ディズニーエンディングがドン引き」

 

ラストのディズニーにはですね、いろんなメタファーがあると思います。

 

まず、モーテルの名前が「マジック・キャッスル」で、色がピンクでカラフルになっていることが、ラストで見えるディズニーワールドの「マジックキングダム」の対比であることは間違いないと思います。

 

つまり、モーテル「マジック・キャッスル」が過酷な現実。

一方で、ディズニー「マジック・キングダム」が夢の空間。

 

この「過酷な現実」と「夢」の対比なんですよ。

 

 

そして、あのラストシーンのメッセージとしては、「一瞬でもいいから過酷な現実を忘れて夢を見よう」ということだと思います。

 

少なくとも「ムーニーの危機はディズニーが救ってくれる」ではないと思いますよww これはさすがに考えてる人いないかww

 

このメッセージに「現実離れしてんじゃねぇよ」とか「甘ったるいラスト」とか言ってる人もいるんですけど、、、、

 

じゃあそんなあなたに質問です!

 

実際に皆さんの生活、どんだけ過酷な現実を忘れようとしてるんですか!?!?!?!?

 

 

電車に乗っててもスマホをぽちぽち。ゲームにドラマに映画に。一言も喋らないのに画面の中では大はしゃぎしちゃってる。

 

週に二日は遊んでる人多いし、それこそ休みの日にはディズニー行って仕事を忘れてる人も多いし、、当たり前だけど過酷な現実から逃げることって凄い大事なことです。

 

ムーニーちゃんはですね、最初はiPadを持ってたんですけど、母親が勝手に売ったんですよ! だからゲームもできなくなった。。

 

母親との別れ、親友との別れ。

6歳からしたら自殺したくなるような悲劇。過酷な現実。

そんな可哀想なムーニーちゃんに過酷な現実を忘れさせてあげてもいいじゃないか!?!?!?!?

 

そして、映画では「マジック・キングダム」が映り、過酷な現実を忘れるためには「ディズニーだ!」という結論にも思えるんですけど、これはあくまでもメタファー。

 

娯楽ならばなんでもいいと思うんですよ。

 

映画好きの私としては、「マジック・キングダム」=「娯楽」=「自分が大好きな映画」に置き換えてました。

 

みんなには「マジック・キングダム」に見えたかもしれないけど、僕にとってはシンデレラ城にセス・ローゲンとウィル・フェレルとサシャ・バロン・コーエンがフルチンで踊ってたんですよwwww

 

つまりね、これは「過酷な現実があっても映画を見てる間は忘れてられる。俺が面白い映画を作ってやる」という監督の意志表明にも感じたんですよ。。

 

みんなは「マジック・キングダム」が何に見えましたか?

 

以上です!!

 

 

 

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