こんばんは! Machinakaです!!
今回批評する映画はコチラ!!
「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」
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はい、ティム・バートンが作ったザ・ハリウッドって感じの映画!
でも配給はディズニーじゃなくて20世紀FOXなんだね。。。
というわけでさっそくいってみよー!!!
あらすじ
「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督が、ランサム・リグズによる全米ベストセラー小説「ハヤブサが守る家」を映画化し、人とは異なる奇妙な能力を持った子どもたちが織りなす物語を描いたミステリアスファンタジー。周囲になじめない孤独な少年ジェイクは、唯一の理解者だった祖父の遺言に従い、森の奥にある古めかしい屋敷を見つける。そこには、美しくも厳格な女性ミス・ペレグリンの保護のもと、空中浮遊能力を持つ少女や透明人間の男の子、常に無口な双子といった、奇妙な子どもたちが暮らしていた。主人公ジェイク役は「ヒューゴの不思議な発明」で知られるエイサ・バターフィールド、ミス・ペレグリン役は「007 カジノ・ロワイヤル」「ダーク・シャドウ」のエバ・グリーンが務めている。
ティム・バートンのダークファンタジー!『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』予告編
監督はあの方。。。
監督はあの方、、、
ティム・バートンさんですっ! ドンッ!!
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ハリウッドの監督でも、日本では抜群に知名度の高い監督でございます!
どんな映画でもティム・バートンというだけで品質が保証されているような感覚、ありません?
実は私もそういうタイプで、ティム・バートン神話を信じているのです笑
何故ならば、私が大好きな作品「シザーハンズ」を作った監督だから。。。
僕の場合はこの「シザーハンズ」があるから、ティム・バートンを大いに信用しているのであります。
直近で観た映画は、「アリスインワンダーランド」かな。。。
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はい、彼の特徴は、黒を貴重としたダークSFですね!
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」、「シザーハンズ」など
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https://iwiz-movies.c.yimg.jp/c/movies/pict/c/p/c2/13/9889view004.jpg
なんたって本人は黒服しか着ないらしいですからね、筋金入りだよww
さ、黒服というと今回も主人公のミス・ペレグリンが黒服を着ております。
「シザーハンズ」では黒服を着たシザーハンズに彼自身を投影していましたが、今作ではミスペレグリンに何か感情を投影しているのでしょうか。
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はい、概要はここまで!!
ティム・バートン作品は高低差があるものの、比較的面白いと思ってきた私。
今回も私を黒の世界へ誘ってくれるのか?
それでは映画の感想でっす!!
映画の感想
うーん。。。。
うーん。。。。
うーむ。。。。。
ティム・バートン史上最も「微妙」(TдT)
ストーリーも、アクションも、結末も、、、全て「微妙」
職業監督に徹したティム・バートン、と引いた目で観ても、微妙という線は越えないよ。。。
「ナレーションから始まる映画は駄作」の法則!
この映画、最初からとっても悪い予兆がしていたのです。
それは、、、、
映画がナレーションから始まったということ。
はい、私のブログでは口酸っぱく言ってますが、「ナレーションから始まる映画は駄作」の法則です。
映画のファーストシーンほど重要なものはありません。面接でも第一印象が大事。映画も第一印象が大事なのです!!!
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全く物語が進まなくてイラッ☆
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はい、このネタ分かる人にしか分からないです、承知ですw
はい、この映画は「奇妙なこどもたち」というタイトルがついてるとおり、普通の人間とは違う、特殊能力を持った子どもたちを見ることが今作の醍醐味というか、趣旨なんですよ。
だけど!!! 映画が始まっても中々奇妙な子どもたちに会えない、どんだけ焦らしプレイをするの!? と苛立つくらい物語が進まないのです。イラッ☆
奇妙なこどもたちは、アメリカから遠く離れた小さい島に住んでいて、主人公は船で島に行かなければ会いに行けないのですが、、、、
なっかなか旅立とうとしないの!!! なにこれ!? 奇妙なこどもたちがメインなんだからもっと早く出してこいや!!
僕の体内時計では、映画が始まってから40分くらい時間が経ってから、ようやく奇妙なこどもたちの一派が主人公と遭遇したような気がしました。
いや! いやいや! 長すぎでしょw テンポ悪すぎるよ!!!!
こっちはな、映画の本編が始まる前(10-15分前)には席について、奇妙な子どもたちはまだかなぁーって首を長くして待ってるのよ! だから実質は1時間くらい経たないと奇妙なこどもたちに会えないわけよ!!
なんでこんなに引き伸ばすの!? 引き伸ばす理由が分からない、、、、
奇妙なこどもたちが出てくる前のパートは、ハッキリいって苦痛でしかなかったです。
主人公とおじいちゃんの関係がずっと描かれるのですが、ハッキリ言ってそのパートが映画のラストにあまり関係なくて、特に伏線にもなってない。
何のための前半!? どんな焦らしプレイ!?
映画館は極力遅刻しちゃいけないと思う。でも、この映画は1時間遅れても大丈夫かもしれない。。。いや、冗談だよ。
はい、結論から言えば前半は何も起こらなくて、鈍重なロードムービーに付き合わされ、最悪なスタートになったわけです。
ナレーションから始まり、その後も何も起こらない作り、、、、最悪だよ!!!
真打登場!!のはずだったのに、、、、
映画が始まってから1時間、ようやく奇妙な子どもたちと会えました。
もう会えないかと思ってたよ、ミス・ペレグリン、そして子どもたち。。。
こいつらが出てくれば前半の失点も取り返せる! なんたって奇妙な子どもたちが主役のはずなんだから、、、、
こいつらが真打ちなんだから、、、、
が!
がが!!!
ががががががが!!!!
「奇妙な子どもたち」ではなく、こいつらは「微妙な子どもたち」だったのです。。。。
世にも微妙。、。。。
特殊能力を持った子どもたち(=奇妙な子どもたち)が特別な施設に入れられて生活するという設定なので、まるでティム・バートン版「X-men」のような映画なのです。
https://www.iowanazkids.org/wp-content/uploads/2014/05/magneto-child.jpg
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だから、奇妙な子どもたちの特殊能力という所がポイントになってくるわけで、特殊能力が映画的にどう見せてくれるかが大事なわけです。
なんだけども、、、奇妙な子どもたちの特殊能力がヘボい、、、、ヘボいんだよ。。。
キャラクター紹介してるページがあるから、それを参考に見てもらえばいいんだけど、、、
子供用に作っているとはいえ、あまりにも特殊能力がショボい、全くときめかないのだ。。。
特殊能力という個性を最大限尊重し、それを映像化することが「特殊能力者」を扱った映画のミソだと思うのに、本作ではそれが出来てない。
直接X-menと単純比較するのも可哀想だし、本作ではX-menのような特殊能力の可視化に重きを置いてないかもしれない。。
でも、そこに重きを置いてないとしたら、本作で何を見せたかったの?と問いたくなる。
一体何がしたかったんだよ、ティム!!!!
後は、キャラクター描写のバランスが非常に悪かったのもツッコミどころ満載で、、、
ミス・ペレグリンを含めて11人の特殊能力者がいるんですが、明らかにミス・ペレグリンとエマに重きが置かれて、その他の能力者の扱いが軽すぎる!
一番可愛そうなのはこの「双子」!
この双子が活躍するのはたった3秒だったよwwww
しかも「双子」ってw ちゃんと名前付けてやれよ!!!!
https://www.foxmovies-jp.com/staypeculiar/img/chara/chara14.jpg
というわけで、キャラクターの交通整理が上手く出来てないのにこんなにたくさんのキャラクターを出す理由も分からず、もっとキャラクターを省力してほしかったなぁというのが強い願いです。
「時空間表現」が単調で重複で飽きる
数ある特殊能力の中で最も特筆すべきなのが、ミスペレグリンの時間を操る力。とある理由から、ミスペレグリンは時間を元に戻す能力を毎日使用しているのですが、、、
時空間の表現が極めて単調で、超つまらかなかったです!!
最近だと「ドクター・ストレンジ」が時空間を操る力を持ち、その可視化を存分に映画で発揮してくれたのですがね。この映画の時空間表現はつまらない、、、だって毎日毎日同じ表現ばかり使うんだもの!!!!
観客は飽きちゃうよ!! 同じ構図、同じ尺、同じ時間の変化を描いてばかり。。。
もっと違うことをやらないと、、、
ま、これはネタバレじゃないから流しますけど、こんな感じの映像の逆再生版(ミスペレグリンは時間を戻すから)がずっと流れるんですわ、何回も何回も、、、、
んー、もっとこだわってほしかったなぁ、、、。
それぞれの特殊能力に個性があって、良い素材はあったと思うのだが、映画化は失敗だったねぇ、、、、
と言わざるを得ません、それくらい微妙!
以上です!!!