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こんにちは! Machinakaです。
3/25に公開ということで、今回は予習編です。
「バッドマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」
http://px1img.getnews.jp/img/archives/2015/06/BvsS-1024x701.jpg
はい、ネットでは、「何故バッドマンとスーパーマンが対決するのか?」というのが話題になっていますが、その前にDCコミック映画についてちゃんと理解を深めましょう。まずはあらすじから行きます!
1. あらすじ
不朽のヒーロー「スーパーマン」をリブートした「マン・オブ・スティール」の続編で、ヘンリー・カビル演じる主人公のクラーク・ケント=スーパーマンに加え、DCコミックを代表するヒーロー「バットマン」も登場。「アルゴ」のベン・アフレックがブルース・ウェイン=バットマンを演じる。そのほか、同じくDCコミックの「ワンダーウーマン」も参戦し、イスラエル出身の新星ガル・ギャドットがダイアナ・プリンス=ワンダーウーマンに扮する。スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーには「ソーシャル・ネットワーク」「グランド・イリュージョン」のジェシー・アイゼンバーグ、ブルースの執事アルフレッドにジェレミー・アイアンズ。監督はザック・スナイダーが続投、脚本に「アルゴ」でアカデミー賞を受賞したクリス・テリオが参加。
映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』日本版予告編
この予告を映画館で何回見たことか。。。
かなり前から宣伝してましたねー。
2. MCUに対抗したDCEU?
MCU-Marvel Cinematic Universeはご存知の方も多いと思います。
2008年のアイアンマンに始まった、マーヴェル作品の個々のキャラクターがクロスオーバーして出演させる、ファンにはたまらない一大プロジェクトです。
確か以下の記事で述べました。
マーヴェルがやるならウチも! と、DCコミック映画もDCEUを立ち上げました。
ウィキさんの説明を引用します。
DCエクステンディッド・ユニバース(DC Extended Universe (DCEU))は、アメコミのDCコミックスに登場するキャラクターを主人公としたスーパーヒーロー映画の一群が共有する架空の世界、及びその作品群である。DCコミックスのスーパーヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」(コミックでは1960年初出)の映画版を目指している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/DCエクステンディッド・ユニバース
実質的にはMCUと変わりませんね。
バッドマンvsスーパーマンは、DCEUの二作目となります。前作は2013年の「マン・オブ・スティール」で、スーパーマンを主役にした話となります。
そして、今回で初めてバットマンとスーパーマンが同じ映画で出会うことになります。
3. 原作は60年代
DCコミックスの歴史は古く、バットマンは1939年に漫画が出版されています。そんな昔の作品をまだ引っ張っているなんて驚きです。
時は経ち、1960年に「ジャスティス・リーグ」が同じくDCコミックスから出版されます。
『ジャスティス・リーグ』(Justice League)は、DCコミックの刊行するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒーローチーム、及びコミックのタイトル。オリジナルのチーム名がTHE JUSTICE LEAGUE OF AMERICAであるため、JLAと略される。アニメ化、実写テレフューチャー化、格闘ゲーム化もされている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャスティス・リーグ
こちらは1960年当時の表紙です。チェスの目にバットマンとスーパーマンがいますね。
https://d1466nnw0ex81e.cloudfront.net/n_iv/600/681517.jpg
ネットショップのサイトを見たら、1750ドルの値が付いてます!! 一冊20万円位ですかね?
3. キャスト
バットマンを演じるのは、ベンアフレック。私が大好きな俳優さんです。
グッドウィルハンティングから見ると、ずいぶん老けましたなぁ。。。
個人的に、「ゴーンガール」でのボンクラなお兄ちゃんのイメージが抜けていないので、シリアスなバットマンをどう演じるか見ものです。
http://www.kotaku.jp/assets_c/2013/08/130825ktbatffkeck-thumb-640x320-76161.jpg
スーパーマンを演じるのは、前作マンオブスティールに引き続きヘンリー・カビルです。
http://silver-gym.net/wp-content/uploads/2015/11/s_henry1.jpg
4. なぜバットマンとスーパーマンが対決?
気になっている方が多いみたいで、ネットでもいろんな憶測が飛び交っています。情報公開が少ないため、皆さん予告編から考察しているみたいです。
日本予告版では入ってなかったですけど、英語版予告ではこんなシーンが、、、。
破壊された建物。子供を抱きしめながらも、じっと何かを見つめるベンアフレック。
どうやら誰かが戦っているみたいですが、激しい戦闘のせいで街を破壊されたようです。
勘のいい方なら既にお分かりになるでしょうけど、、、ね。
5. アメリカ副題からストーリーを考える
今回の映画は、原題にも副題が付いています。アメリカでは、
「Batman v Superman: Dawn of Justice」となっています。
気になるのは Dawn of Justiceの箇所。
直訳すれば、「正義の夜明け」となります。
ところで、日本語の副題を思い出してください。
「ジャスティスの誕生」となってました。
ジャスティス=正義はいいとして、誕生=夜明けって多少意味が違いますよね。
誕生って、「新しく生み出される」って意味ですけど、夜明は「昨日の夜が明ける」と解釈することもできます。
つまり、「夜」というのは前作マン・オブ・スティールを意識しているんじゃないかと。
アメリカの映画に副題がつくことって、日本と比べると珍しい気がするんです。副題を添えてでも伝えたいメッセージがあったんでしょう。
アメリカの副題を尊重すれば、「正義の夜明け」が来る、と想像してもいいんでしょうか。
そういえば、日本では坂本龍馬が「日本の夜明けぜよ!」と名言を残してましたね。
夜明けを革新として捉えると、本作でこれまでの正義が革新されるような、そんな印象を感じます。
5. 「あの名作」と比べがちだが、全く違う話として予想
「バットマンと聞いて、皆さん好きな映画は何ですか?」と質問されたら、皆さんは何を浮かべますか?
ほとんどの方が、あの名作を答えるでしょう。
そう、「ダークナイト」と。
http://images.starpulse.com/Photos/Previews/Dark-Knight-movie-46.jpg
ヒースレジャー演じるジョーカーの強烈なキャラクターは、皆さんの記憶に焼き付いていると思います。
ジョーカーを演じるために、ヒースレジャーは一人ホテルに泊まって役作りに没頭。ジョーカーを完璧に演じるあまり、精神が不安定となりこれが彼の遺作となってしまった話はあまりにも有名です。
ヒースレジャーの陰に隠れていますが、クリスチャンベールのバットマンも大変評判が高いですよ。バットマンの独特の低音ボイスを出すために、喉を潰したらしいですからね。。。
クリストファー・ノーラン監督の手腕もあって、3時間の長丁場ながらも大人気の作品となりました。あのyahoo映画でも評価は4.4です!!
バットマンが出ている作品という意味では、本作とどうしても比べてしまいがちです。
明日以降公開になりますけど、多くの批評でダークナイトとの比較が繰り広げられるような気がしてなりません。
私の考えでは、本作とダークナイトはまったく違う作品になると思っています。あくまでも未鑑賞での考察ですけど笑
ダークナイトでは、バットマンとジョーカーとの対立構造がありましたね。バットマンが正義だとすればジョーカーは悪。ジョーカーは犯罪者という見方で。
しかし、よく考えてみるとジョーカーは「犯罪者」ではありません。
彼は「純粋なる悪」を体現するキャラクターなのです。
犯罪者は「お金のため」「自己主張」「友達との共謀」など、必ず犯罪をする目的があります。
しかし、ジョーカーの場合は「悪であるがゆえに悪事を働く」のです。それがアメリカの法律では「犯罪」となっているだけです。
神と悪魔の対立構造を表している映画だとも言えます。ここら辺の話は、町山智浩さんの名解説がありますので、まだお聞きでない方は是非!!
そして、今回のバットマンVSスーパーマンは、正義の衝突がテーマになっていると思います。
バットマンもスーパーマンも同じ正義を掲げながらも衝突してしまう。目的は同じなのに、協力することはできない。そんなテーマを扱うのではないかと。
ただ、簡単に勝ち負けがついて終わりじゃ元もこうもないですよね。そして、大事なのは勝ち負けではなく、正義の衝突がどのような形で映画で表現されるか、です。
あぁ、早く映画が見たい!!!
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