まえがき
みなさんこんばんわ!!
今週はハリウッドから、たくさん超大作が公開されます!!!
映画好きの私としては、大忙し。 ざっと計算しても数日中に6-7本観ないといけません。。。 てか私、なんで観ないと「いけない」のでしょうか笑
さて、今回は日本人が大好きな、あのハリウッドスター
「トム・クルーズ / Tom Cruise 特集!!」
今週には彼がプロデュース作品として手がける「ミッション・インポッシブル ローグネイション」が公開されるのです。 今回は日本のテレビが絶対に伝えないような、もう一人のトム・クルーズについてお話します。今回は前編です。
トム・クルーズの経歴
そんな彼の経歴…
1962年生まれの53歳、私の尊敬する映画評論家、町山智浩さんと同じ年です笑
彼のキャリアは私が説明するまでもなく、「トップガン」、「アイズ・ワイド・シャット」、「ラスト・サムライ」、「ミッション・インポッシブル・シリーズ」など、1980年代から現在至るまで、なんと30年間以上、ハリウッドのトップ俳優を走り続けています。
これは、単に映画に出演しているだけでなく、出演した映画がヒット作を飛ばし、興行的に大成功を収めています。さらに、アカデミー賞・ゴールデングローブ賞にも受賞やノミネートが多数あり、「トムが出れば映画は売れる」との噂もあります笑
トムは親日家として有名で、来日中は各メディアやイベントに引っ張りだこです。このあいだもTOHOシネマズ新宿で、新作映画の披露イベントがありましたね。日本に何回も来日しています。
日本と彼の関係を証明するのは、2014年の映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(原題:Edge of tomorrow)。実はこの作品、日本のライトノベルが原作となっています。
日本でもあまり知名度のないこの作品を、トムがどうやって知ったのかは分かりません笑。
原作が面白ければどんな国のどんな作品でも映画化するかもしれませんが、ライトノベルは米国で言うところの「ヤングアダルト小説」ですからね。
よっぽど日本が好きじゃないと、原作も見つからないし映画化に採用しないと思います。
なぜ世界中がトム・クルーズの虜に?
俳優としてだけではない、映画プロデューサーとしての才能
トム・クルーズの出演作で有名なもの。それは「ミッション・インポッシブル シリーズ」でしょう。
実はこのシリーズ、全てトム・クルーズがプロデュースをしています。
トム・クルーズが設立した映画制作会社「クルーズ/ワグナー・プロダクション」が制作し、ハリウッド大手映画配給会社「パラマウント」にトム・クルーズが自ら売り込んだ映画なのです。
つまり、主演・制作プロデューサーの兼任をすることにより、トム・クルーズに利益が集中するシステムを作ったのです。その分、映画の興行が失敗した時のリスクも大きいですから、一概にトムがずるい訳ではありませんよ笑
まぁそんなこと言っていますが、ミッション・インポッシブルの興行はみなさんの知る通り大成功。
平成に入ってからのスパイ映画の金字塔を立てたと言っても過言ではないでしょう。制作費が8000万ドルに対して、全世界収益は約4億6000万ドル。一般的に制作費×3倍の収益があれば大成功と言われていますから、本作は期待をはるかに超える、メガヒットになったのです。
ミッション・インポッシブルシリーズの成功で、彼は俳優だけでなく、映画プロデューサーとしても一目置かれるようになりました。
その腕前は秋元康以上!? 新人女優の発掘能力!
トム・クルーズは、まだ世に知られていない無名女優を発掘し、自分が主演の映画に「ヒロイン」として大抜擢します!!
一番有名なのは、1990年の「デイズ・オブ・サンダー」に主演として出演した際、当時は無名だった「ニコール・キッドマン」をヒロインに選んだことです。
よくこんな女優、見つけてきたなぁと正直驚くのですが、もっと驚いたのは映画の公開後。
なんとトム・クルーズとニコール・キッドマンは結婚します。
好きだったからヒロインに誘ったのかな?
そうは思いたくないですが、偶然にしては出来過ぎて、奇跡とは言いたくない結婚です笑
残念ながら現在では離婚しています。2001年のことですから、もう14年経ちますね。彼は2006年にケイティ・ホームズと結婚しますが、2012年に離婚しています。
「スタントマンは俺。」 アクションに徹底的にこだわる理由とは?
トム・クルーズは、ミッション・インポッシブルでも披露している通り、50を超えているとはとても思えない筋肉、運動量、派手なアクションを魅せてくれます。
最も特筆すべきは、トム・クルーズのスタントはトム・クルーズ本人が行うというもの。怪我をしても、事故があってもなんのその。絶対にスタントを使わずに自分で演技します。
その理由として、ジャッキーチェンを大変尊敬しているらしいのです。
ジャッキーチェンといえば、プロジェクトAでのエンディングロールで流れたNG集。そこで流れたのは、まさしく地獄絵図。
なんと、スタントなしで、ジャッキーチェンが派手なアクションに挑み「失敗して苦痛を浮かべる」シーンばかり流しているのです。日本でいう、いわゆるNG集ですね。
おそらく青年だったトム・クルーズは、この衝撃的なシーンに感化され、「俺もジャッキーチェンのようになりたい!!」 と思ったのかもしれません。
トム・クルーズとジャッキーチェンを重ねてみると、かなり共通点が見つかると思います。とにかく、尊敬しているのは間違いなさそうです。
まとめ
さて、今回はこれで終わり。トム・クルーズは、なぜハリウッドのトップを今でも走り続けているのかがお分かりになったでしょう。彼には、トップを走るべくして走っているのです。
次回は今回の記事とは正反対に、トム・クルーズのスキャンダラスな事件、宗教、噂を書いていきたいと思います。
後編もよかったらどうぞ!!!!
www.machinaka-movie-review.com