Machinakaの日記

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映画「アサシンクリード」感想と解説(ネタバレあり) チュートリアルの様な無駄が多い映画 アバター系映画舐めんなよ!!

 

はい、こんにちは! Machinakaです!!

 

今回批評する映画はこちら!!

 

 

「アサシンクリード」

 

 

 

https://sm.ign.com/t/ign_jp/video/5/52/52_93mq.640.jpg

 

はい、ゲームからまさかの映画化! アサシンクリードでございます!!

 

最近のゲームは本当にリアルだなぁ、、、PS3やXboxで販売されてたんですって、、、

https://i.ytimg.com/vi/tbWu8H7qXXY/maxresdefault.jpg

 

ゲーム好きなんですけど私、いかんせんドット絵(ファミコン)とか初代PSのゲームが大好きなもんで、最近のゲームには疎い。。。

 

ということで、原作のゲームは未プレイで映画だけ観てきましたー笑

 

 

それでは「アサシンクリード」批評、いってみよーーーーーー!!!!

 

 

 

 

あらすじ

 

全世界で人気の同名ゲームシリーズを、マイケル・ファスベンダー主演で映画化。アサシン(暗殺者)として活躍した祖先の記憶を呼び覚まされた死刑囚の男が、歴史の裏に隠された多くの謎に挑む姿を描いたミステリーアクション。記憶を失った死刑囚カラム・リンチは、遺伝子操作により祖先の記憶を追体験させられることとなる。カラムの祖先はルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かうアサシン教団の伝説のアサシンで、禁じられた秘宝のありかを知る、歴史上最後の人物でもあった。現在と過去を行き来する中で、カラムは自身の遺伝子に秘められた、人類の歴史を変えるある秘密を知る。ファスベンダーが主人公カラムとその祖先を、謎の女性ソフィア・リキン役をマリオン・コティヤールがそれぞれ演じる。監督には「マクベス」でファスベンダーとコティヤールを起用したオーストラリア出身のジャスティン・カーゼル。

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監督

 

 

監督はジャスティン、クルーゼル、、クゼルさん? とりあえず英語名はJustin Kurzelさんでございます!!

 

 

ジャスティン・カーゼル

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アサシンクリードの前はシェイクスピア原作の「マクベス」を映画化!

そしてオーストラリアで実際に起こった猟奇殺人事件を描いた「スノータウン」を監督しております!! 

どちらにしろあまり知らない監督です、すいません!!

 

作家性?人脈? 全く知りませんすいません!!

 

 

キャスト

 

主演のアサシンクリードを演じるのは、マイケル・ファスベンダーさん!!

 

マイケル・ファスベンダー

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「スティーブ・ジョブズ」でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、素晴らしい功績を残すイケメン俳優! 

 

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ヒューマンドラマだけじゃなく、「300」や「X-men」にも出演しており、カメレオン俳優の名を欲しいままに、、、

実力・人気を兼ね備えた俳優、それがマイケル・ファスベンダー! 

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個人的な印象なんですが、カメレオン俳優っぷりがクリスチャン・ベールととても似ている気がして、いつも間違えちゃいます笑

 

 

 

そして、アサシンクリードを操る博士を演じるのは、マリオン・コティヤールさん!

 

 

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Moi pour me marier!!!!

(僕と結婚してください!!!!)

 

 

 

 

エマ・ストーンたんが付き合いたい女優No.1なら、

結婚したい女優No.1はマリオンちゃんです!!!!

 

 

 

だって、、、、やたらと色気あるじゃん、、、パソコンの画面から妖艶な色気が伝わってくるぜ、、、、

 

 

これ言ったらキモくて女性読者減りそうだけど、、、

熟れた団地妻っぽくて最高じゃない!?!?

 

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最高じゃない!? あれ、、、、最高じゃない、、、、?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、フランスのパリ出身で最近では、ブラピ主演の「マリアンヌ」、 グザヴィエ・ドランの「たかが世界の終わり」にも出演し、日本ではマリオンちゃんブームが今きてます! 来年もあるか分からないけど笑

 

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何も話が進まない「たかが世界の終わり」を最後まで見れたのも、マリオンちゃんのどアップでモチベーションを保てたのが大きい。マリオンちゃんがいないとグザヴィエ・ドランもダメだったよ、多分笑

 

 

はい、というわけで僕の大好きなマリオンちゃんが出演している本作、それでは映画の感想いってみよー!!!

 

 

 

 

映画の感想

 

 

 

マイケル・ファスベンダーの無駄使い!

 

映像は素晴らしいがそれ以外はダメ!!

 

「スーサイドスクワッド」を髣髴とさせるようなテンポの悪さ、つぎはぎなストーリー、、、 

 

アバター系映画としては駄作!

 

ゲームで例えれば、映像や設定はいいのにフリーズが異常に長い駄作!

 

そして画面が暗く服装も地味なのでマリオンちゃんが光らないよ!!!!

俺はマリオンちゃんが観たいのに!(超個人的)

 

 

 

 

 

 

ゲーム未プレイでも大丈夫だが、、

 

今作はゲームの設定がそのまま適用されているので、ゲーム未プレイの人は情報量が多くワケが分からない、、、と思いきや、ワリとシンプルな時系列でことの始まりを全て説明してくれるので、アサシンクリードとなった主人公が何を目指すべきなのか、倒すべき敵は誰なのか、が分かりやすく説明されます。

 

というか、マリオンちゃん演じる博士が全て口頭説明してくれますから安心です!!

 

ありがとうマリオンちゃん!! 

 

、、、、、が、問題はそこではない。

 

倒すべき敵が分かっていても、ストーリー的に何も盛り上がらない。あまりに類型的なストーリーで面白くない!!

 

ストーリーというか、ゲームのオープニング映像を引き伸ばした+最初のチュートリアルだよね、序盤は。

映画的な面白さより、キャラクターや設定の理解を重視しているようなストーリー運びでしたね。

 

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なんたって、マリオンちゃんが口頭で全て説明してくれますから安心です!!!

 

 

 

主人公の生い立ちから、アサシンクリードは何ぞや、という説明。主人公がアサシンクリードになるべき理由を描いているのですが、そのストーリー運びがあまりにベタ。

ベタすぎて次の展開が予測出来るのです。

 

まるで「スーサイドスクワッド」の様なストーリーですね。

倒すべき敵を最初に提示されるのに、味方に裏切られて、、、、みたいな。

 

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映画好きだから次の展開が予測できるっていうのもあるかもしれない、あるかもしれないけど、あまりにも驚きのないストーリーに萎えちゃいました。

 

起伏がないんだよね。ずーと戦ってばっかで、ストーリー(特に三幕構成)を作るための起伏がほとんど設定してない。

 

そして、アサシンクリードの設定がほとんど活かされてない。主人公が抱える苦悩、孤独、母親を殺した父親との因縁、、心理を描く重要な要素がことごとく欠落している。何も結びついてないんだ!!!

 

ゲーム未プレイの人はストーリーを理解できるか、という点に焦点が集まるかもしれないけど、そもそもストーリーが面白くない!!! 

ゲームはプレイヤーがストーリーを補完できるから(特に、RPGは没入感が高いと思う)いいんだけど、映画はそうはいかない。

 

ゲームではプレイヤーはアサシンクリードになれるんだけど、映画だと俺たちは一観客に過ぎないんだよ!!!

 

だから、一観客が楽しめるようなストーリーとか映像・音響的演出を考えない限り、単なる観客は飽きるんだよ!!!

 

どうしてもアサシンクリードには没入できなかったですね。。。ゲームしてれば、感動しちゃうんだろうけども、、

 

 

 

 

 

 

アクションシーンも、、、

 

ストーリーに続きまして、、

 

一番ダメだったのは、異常なテンポの悪さです。

 

先ほどストーリーがダメだ! と指摘しましたけども、じゃあこの映画の推しはどこなんだ!? 長所はどこなんだ!? 

 

 

 

アクションシーンしかないですよね?

 

 

非常に類型的なストーリー、、というか物語の理解度優先のストーリーだから、アクションシーンが良くないとこの映画をどうやって評価すればいいか分からないの。。。

 

 

はい、というわけで肝心のアクションシーンはどうだったかというと、、、

これがダメだったんですよーー。最初に言った通り、テンポが悪かったんです。。。

 

何故ダメかと言うと、今作はアバター系映画でありながらも、異常にテンポが悪くなってしまったからです。。。。

 

 

アバター系映画とは何ぞや!? それは次で説明します。

 

 

 

アバター系映画の難点が露呈

 

 

 

アバター系映画とは、ジェームズ・キャメロンの「アバター」に代表されるように、主人公が直接戦わずにアバター(自分の分身・他の肉体)を脳でコントロールして戦うアクション映画のことを指します。そもそも「アバター」とは、「自分の分身となるキャラクター」という意味です。

 

https://s.cinematoday.jp/res/A0/00/24/A0002405_h1.jpg

 

他にも「マトリックス」などモロにアバター映画ですよね。

 

最近では「ソードアート・オンライン」も、VRではありながらも立派なアバターですよね。

 

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今作も主人公が研究所に幽閉され、電脳世界(遺伝子世界か?)に入ってアサシンクリードというアバターを用いてバトルしている、立派なアバター映画ですよ!

 

 

 

で、このアバター映画の難点なんですけど、実世界とアバター世界の描写のバランス、なんだと思うんですよ。

 

 

マトリックスもソードアート・オンラインもそうだけど、アバター世界に潜り込んで終わりじゃない。必ず実空間との繋がりを描かなきゃ説得力がないんですよ。

 

だって実空間だとお腹減るし体調管理もしなきゃいけないじゃないですか!

 

そして、敵からしたらアバターと戦うより実空間の相手を直接攻撃する方がよっぽど楽じゃん! 

 

アバターは仮の姿になっているけど、実世界でアバターをコントロールしている人間は必ずいる。そこを敵が攻撃するのは常套手段だし、だから映画では描かなきゃいけないポイントなんだと思います。

 

アバター世界と実空間は両方描くべき、なんですがバランスが大事。。。

 

今作は、非常にバランスが悪かった。。。

 

A.アサシンクリードとして中世スペインで戦っている、大迫力アクションシーンが始まった!!! 

と思いきや

B.すぐに実空間の主人公マイケル・ファスベンダーが映る。

 

このAとBがハザードランプみたいにひっきりなしに点滅するようにシーンが入れ替わり、せっかくの大迫力アクションシーンに没入できなくなっているのがアクションシーンがダメな原因になっている!!

 

 

https://dual-lab.com/wp-content/uploads/2014/06/haza1.jpg

 

 

 

しかも、実空間のシーンがつまらない。アバターを操作しているマイケル・ファスベンダーは、脳だけでなく体全体を使ってアバターを操作しているのだが、そのシーンに花がない。

極めて暗い画面で、狭い空間でショボいCGでアサシンクリードを操っている。。

 

 

この実空間に何のカタルシスがあるというのだ!!!!

そんな実空間よりも、ずっとアサシンクリードを観ていたい! 中世スペインを観ていたいのにっ!!!!!!!

 

 

中世スペインの町並み・戦闘シーンは大迫力で満足しました。ワクワクしたんです。だけどすぐに実空間に戻る。

 

俺達は映画を観に来てるのに、夢を観に来てるのに、すぐ現実に戻さないでくれよ! そう叫びたくなるような映画でした。。。

 

 

 

 

はい、というわけで、ストーリー✕、アクションシーン✕、マリオンちゃんの可愛さ✕ということで、良いところが見つからない、、、

 

 

IMAXで観た人には申し訳ないけど、、、ケチって2D字幕で観といて本当に良かった!!!!!

 

以上!!

 

 

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