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Machinakaの日記

新作映画の情報・批評を、裏ネタ満載で包み隠さずお届け

年間ベストが決定しました! 必見! machinaka.hatenablog.com

映画「PK」批評と解説 し◯むら的ポンコツBGMに腹筋崩壊でラ◯ザップも衝撃の笑撃作だった!

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは! Machinakaです! 

 

 

 

今回批評する映画はこちら!

 

 

 

 

「PK」

 

 

 

 

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はい! インド映画コメディが日本の映画館で上映しているっ! 

 

だったら絶対に見ておかないといけないですね! 

 

というわけで、外国人が多い恵比寿ガーデンプレイスシネマで鑑賞してまいりました!!!

 

 

 

批評の前に言っておきますけど、これは単なる「コメディ映画」ではありません。

実はすっごく真面目な社会問題を取り上げております。コメディじゃなくて、「社会派コメディ」作品といってもいいかも。

 

かなり不思議な作品といっていいと思います。だって、タイトルが「PK」だなんて、、、

 

 

それについてはまた後で述べるとして、、、

 

まずはあらすじから行ってみましょー!!

 

 

 

 

 

 

 

1.あらすじ

 

 

 

日本でもロングランヒットを記録したインド映画「きっと、うまくいく」のラージクマール・ヒラーニ監督と、インド映画界のスターであるアーミル・カーンの再タッグ作。本国インドでは「きっと、うまくいく」を超える興行成績を記録し、全米公開もされた。留学先のベルギーで大きな失恋を経験したジャグーは、いまは母国インドのテレビ局で働いている。そんなある日、ジャグーは、地下鉄で黄色いヘルメットを被って大きなラジカセを持ち、あらゆる宗教の装飾を身に付けてチラシを配る奇妙な男を見かける。男は「PK」と呼ばれ、神様を探しているということを知ったジャグーは、男になぜ神様を探しているのか話を聞くのだが……。

eiga.com

 

 


映画『PK』日本版予告

 

 

 

 

はい、「きっとうまくいく」の監督とキャストがタッグを組んだ、非常に期待ができる作品となっております!

 

日本で公開ができたのも、前作のヒットがあったおかげかもしれません。

 

ただ、、これインド公開は2014年なので、少々腰が重かったのも否めませんが笑

 

そして内容は、主人公が神様を探すというお話。神様なんて実際にいるの?って日本人は思ってしまうかもしれませんが、これはインド人にとってはどう受け止められたんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

2.監督・キャスト

 

監督はラージクマール・ヒラーニさん

色黒で口ひげ、ザ・インド人って感じですね笑

 

 

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あらすじでもご紹介しましたが、「きっとうまくいく」で日本でも大ヒットを飛ばしました。

 

 

きっと、うまくいく(字幕版)

きっと、うまくいく(字幕版)

 

 

 

私も見たのですが、学園コメディものとして非常に出来の良い作品でしたよ!

 

インド映画はただでさえ「おバカ」だと思うのですが、この作品の現代「3 idiots(三人のおバカ)」に象徴されるように、「おバカ」に舵を切った作品なのですww

 

ただ、単なるおバカな映画と思ってたら大間違い。人口急増による、若者の受験戦争と大学での熾烈なエリート競争を描いているのです!

 

主人公の「三人のおバカ」を除き、他の大学生は超真面目で先生に気に入られようと従順な姿勢。大学は真面目に通い、良い就職先を探す場所。しかし、そんな既存の価値観をおバカ達が打ち崩すことで、インド人は笑いと共にカタルシスを得たのではないでしょうか?

 

はい、大体こんな感じ! まとめると、ラージクマール監督は単なるコメディ作品を撮るだけじゃなくて、裏には社会的なメッセージが込められている、と。

 

アメリカ映画だとアダム・マッケイみたいな人でしょうかね?

 

 

machinaka.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

主演を飾るのはアーミルカーンさん! なんと今年で51歳です!

 

この画像だとそれ相応の年齢にも見えるんですけど

 

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映画だとすっごく若く見えるw 前作の「きっとうまくいく」では、大学生ですからね!!

この時ですでに40代後半だと思うのですが、それで大学生を演じるって、日本だと信じられないよw

日本人的にはインド人の顔を見慣れておらず、年齢の判断が出来ないってのもあるかもしれないですけど。

 

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でも今回は、誰の目を見ても若いw これCGかよって思うくらいww

 

これで50歳間近ってどういうこと!? 何をすればこんなに若くなるんだろう?

 

 

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ヒロインはアヌシュカ・シャルマさん。

 

今年で28歳! 

 

ほ、本当にインド人かこの子、、、

 

 

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もうね、完璧ですよ。そもそも、インド人なのに黒くねぇじゃんw

 

俺が思い描いていたインド人女性って、もっと肌黒いイメージがあるんですけど、映画だと色白の人が多いんですよねー。

 

 

はい、監督・キャスト紹介はこんな感じ!

 

インド映画ということで前情報はほとんどなく、テレビCMもない状態。

私がモットーとしている「予備知識一切なしで鑑賞」スタイルにはうってつけですね!

 

ただ、前評判は非常に高いという情報だけは伝わってくる。楽しみでしょうがないのが本音でした笑

 

 

さて、それでは映画の感想でっす!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.映画の感想

 

 

やはりインド映画は裏切らない!

 

終始漂う「おバカ」感w 

 

インド映画にしか出来ない「大げさ」演出センスが今回も光る! 光りすぎて眩しいww

 

 

さらに、主人公のテーマ曲が「しまむら」で流れてそうなポンコツBGMで大爆笑w 選曲センスが抜群ww

 

 

 

 

 

しかしこの映画、単なるコメディ映画にあらず!!

 

 

 

インドの宗教問題を背景に、あくまでも「おバカコメディ」として攻める作風は今回も健在!!

 

 

PKは何者なのか? PKは僕たちに何を教えてくれたのか?

 

そして宗教とは何か? 「生と死」とは何か?

 

 

キャッチコピー通り、「大切なことは、全部PKが教えてくれたよ!!!」

 

 

 

そして、最後は泣いちゃったよw

 

 

 

はい、見事なまでにザ・インド映画でしたけど、私の予想を超えて、とってもおバカな映画でしたw

 

ストーリーは一見真面目そうに見えるんですよね。神様を探すって。

でも、映画だとおバカさんが「か、神様ってどこぉ!? どこなのぉ!?」と探すばかりで、一向に見つかる気がしないw

ってか見つけるつもりがないのかコイツw って思うくらい、とことん失敗するw

 

最初は「インドの神を巡る話」なのかなぁと先入観を持ってしまうのですが、ここまでおバカだと、その先入観も崩れてフラットな状態で鑑賞できてしまう。恐ろしい映画ですよ笑

 

 

はい、ネタバレは避けるので具体的な内容は避けますが、、、とにかく、主人公の「PK」が神様を探すために頑張る! その頑張りがおバカすぎて、笑えるw でも、あれやこれやしてるうちに恋愛要素も入ってきて、最後は宗教対立という社会問題に切り込んでいく! 

 

一度見て何度も楽しめる作品になってるんです! これはお買い得ですよww

 

そして、そもそも「PK」とは何なのか? どんな意味なのか? 

 

それは映画館で確認してください! と言っても、大して意味はないのだけども笑 でもそこがインド映画っぽくていいですねww

 

 

ちなみにインド映画の特徴は、こちらの記事でご確認ください!

 

 

machinaka.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.ある意味卓越した音楽センス

 

 

この映画は散々笑えるって言いましたけど、今回は特に音がよかった!! 

本当にねぇ、、、ここまで笑える「音」ってないですよw 本当に、あらゆる音楽が良かったw 文字どおり、「音」で「楽」しむっていう感覚を味あわせてくれました!

 

 

 

 

 

 

ミュージカルシーン

 

初めにご紹介するのは、ミュージカルシーン! インド映画といえば、ストーリーに直接関係なくても無理矢理ミュージカルを挿入してるんですけど、今回はミュージカルが大爆笑でした!!

 

 

 

 

 既にYouTubeで上がってます。私の記憶が正しければ、これが映画の第1発目のミュージカルシーンだと思うのですが、1発目にして爆笑してしまいましたw

というか、ミュージカルシーンで大爆笑したのも初めてかもしれないw

 

 


'Tharki Chokro' FULL VIDEO Song | PK | Aamir Khan, Sanjay Dutt | T-Series

 

 

一見すると爆笑というか、ニヤニヤする程度かもしれないですが、僕はこのミュージカルがツボでツボでしょうがなくてww

 

このミュージカルの中に、インド映画の根幹でもある「おバカで大げさ」なイズムが入ってるんですよw

 

 

特にですねぇ、下のシーンですよ。主人公を取り囲むようにニコニコしたおじさんがいるんですよ!!! 最初は主人公の横におじさんが一人いるだけなんですけど、、、

 

 

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最終的に、おじさん達が増えてるんですけど

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ここで大事なのは、おじさん達の見た目じゃなくて、「おじさん達がどうやって増えたか」なんですよ!! 

 

 

 

大事なんで太字で下線で赤文字にしましたよw

 

 

 

 

もうねー、ここがツボでツボでしょうがなくて、、、世界各国の映画でも、こんな方法でおじさんを増やすなんてありえないよww

 

 

動画見ちゃうとネタバレになるんで、未鑑賞の方は絶対に動画見ちゃダメですよww

 

 

 

 

 

 

 

 

しまむら的ポンコツBGM

 

次にご紹介するのは、BGM! 本当にねぇ、BGMで笑えるなんて、どんな映画だよ笑

 

ブログの中に埋め込められないんで、YouTubeで入りなおしてください!

 

 

 

この動画の開始10秒から始まるBGMが、大爆笑なんですよ!!

 

www.youtube.com

 

 

はい! 

 

絶対に聞き逃せないために、画像を貼っておきましたからね! 

 

このシーンから流れるBGMだよ!!

 

f:id:Machinaka:20161110042627p:plain

 

言っちゃあ悪いけど、しまむらで流れてそうなポンコツBGMなんですよww あ、もう伏せ字とかめんどくさいから止めますけどw

 

 

主人公が登場するたびに、このBGMが流れるんですけど、これがまぁおバカでおバカでww

 

このBGMが流れるたびに、爆笑して爆笑して、、、

 

 

いわゆる「ツボに入る」って状態なんですかね。映画でツボに入ったことなんて、初めての経験だよ笑

 

 

 

5.何故宗教を取り上げたのか?

 

 

 

 

はい、タイトルが長すぎるので書きませんでしたけど、実はこの映画は単に笑えるだけじゃなくて、宗教問題を色濃く反映した傑作だったんです!

 

 インドって宗教国家だってこと、あまり知らない人が多いのでは?

 

まずですね、こちらのグラフをご覧ください。インドはヒンドゥー教が有名ですけども、ヒンドゥー教だけで9億人もいるんですよ!! ちなみにヒンドゥー教はインドだけで、一国の宗教だけで9億人もいるんです! これは衝撃的ですよw

 

ちなみに、ヒンドゥー教は象を偶像にした神様を祀ってます。インドカレー屋に行くと、こんなポスター貼ってないですか?

 

http://www.geocities.jp/ugandaboys/India/god3.jpg

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三大宗教って、キリスト教・イスラム教・仏教だと思うんですけど、人数だけで見たらヒンドゥー教が3本の指に入ってるんですよ!!

 

 

http://www.nishida-s.com/main/categ2/55-india-1/column-1-1.jpg

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でも、インドはヒンドゥー教だけじゃないんです。インドの総人口は10億人をゆうに超える。下のグラフを見てください。イスラム教だけで、1億人以上いるんです! 

 

キリスト教と仏教も多いですけど、シク教とかジャイナ教とか、、、聞いたことないですよね。

 

 

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ちなみにシク教はターバンを巻いている人たちのことです。

 

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で、問題なのは一国の中にこれだけ宗教があると、対立するんですよね。絶対に。

 

で、特に問題なのは、宗教における「食べ物のルール」

 

インドで大問題になったのは、イスラム教とヒンドゥー教の対立でした。

 

イスラム教は豚肉が食べられない。一方のヒンドゥー教は牛肉が食べられないのです。同じスーパーにイスラム教とヒンドゥー教が入ったら、揉めるタネになる肉が置いてあるわけですよ。怖いですねー。日本人の感覚からすると、ありえないよなーって思うわけです。

 

 

で、起こるべくして起こったというか、、、インドでは「牛肉殺人」が発生したそうです。

 

http://i.huffpost.com/gen/3568972/thumbs/o-INDIA-570.jpg?7

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www.huffingtonpost.jp

 

 

ヒンドゥー教が牛肉を食べない理由は、牛が神聖なものだからなんです。だから、牛肉を食べるなんて言語道断! 神様を食べるようなものですからね。

 

今回の事件は、牛肉を持っていたイスラム教徒がヒンドゥー教に襲われてしまったというのです。牛肉持ってただけ殺されるなんて、本当にありえない。でも、起こってしまったのがインドなんです。

 

 

実は、本作はこの「牛肉事件」がきっかけになっていると、ラージクマール監督はインタビューで答えていました。

 

根底には、インドの宗教対立に伴う「殺人事件」が隠されていたのです。映画を見ている限り、そんな真剣な社会問題が入ってるなんて思いもしなかったんですけども。

 

この映画の公開について、国民からは大反対があったそうです。そりゃそうです。神様を探す映画なんて、宗教国家のインドからしたらありえないですよ。だって神様って一括りにする時点でおかしいし、神様と会うだなんて、そんな夢見事が言えるなぁって怒り心頭する人いるに決まってるでしょww

 

映画館を閉鎖したり、数々のネガティブキャンペーンが行われたみたいですけど、上映するにつれて反応は上々。最終的には大ヒットになったと言うんですから、凄いですよねー。

 

 

 

 

だってこの映画は宗教をバカにするのではなく、宗教に過度に依存している人を面白おかしく描いているだけなんですからね。

 

 

 

 

 決して神様を冒涜する映画ではないことを付言しておきます。

 

 

 

 

 

はい、もうね、大満足ですよ! コメディ映画としては、年間ベスト級と言ってもいいくらいw インド映画が好きなんだなぁ、俺。 

 

 

だって、これだけ笑わせてくれて、勉強になって、最後に泣かせてくれる映画って中々ないですよ!

 

 

上映時間は150分超えの超大作ですけど、それも納得の内容でございます!

長いのに、全く飽きさせない作りになっているのが凄い、凄すぎる。

 

インド映画が初めての人でも大丈夫! 最初はインド映画独特の臭みというか、「違和感」があると思うんですが、どんどんハマっていくはずです!!!

 

 

 

 

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