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Machinakaの日記

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「フェリスはある朝突然に」まじめ批評 ジョン・ヒューズ監督 1986年・米

アメリカ映画 爆笑映画 絶賛回

こんにちは! Machinakaです。

 

今回批評するのはこちらの映画

 

 

 

 

 

「フェリスはある朝突然に」

 

 

 

 

http://pds.exblog.jp/pds/1/201301/07/78/d0249678_15583475.jpg

 

 

www.youtube.com

 

はい。ジョン・ヒューズ監督の1986年の映画になります。

 

ジョン・ヒューズ監督の名前で一番有名なのは「ホーム・アローン」でしょう。

 

こちらは監督ではなく、脚本・プロデュースですが。

 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51JX4QG9M3L._SL500_AA300_.jpg

 

 

私がジョン・ヒューズ監督を知ったのは、2015年に日本で公開された「ピッチパーフェクト」の映画で、彼の監督作品「ブレックファスト・クラブ」がオマージュに使われていたからです。

 


映画『ピッチ・パーフェクト』日本版予告

 

 

 

 

さて、それでは映画批評に参ります。

今回はいつもと趣向を変えて、「~である」調で書いていきたいと思います。常々感じていたんですが、「です、ます」口調だと歯切れが悪くて、、、。読みづらかったらすいません。だから、いつもより「!」とか「?」は少ないです。。。

 

はい!それではいきますよー!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

「フェリスはある朝突然に」

 

 

「彼女とデートするため」というなんともバカバカしい理由で、学校を不登校する作戦を企て、実行するというなんともシンプルなストーリーが、今回ご紹介する「フェリスはある朝突然に」だ。主人公のフェリスは、ある朝に体調不良を訴えて、大人や家族を欺き、彼女と親友と遊びまくる。

 

一般道徳的には正しくない、PTAには大不評を食らいそうだが、これを観た10代の若者は熱狂するに違いない。何故なら、「学校より大切なもの」を明確に描き、青春を謳歌する主人公は自分の代弁者だと共感するからだ。

 

ジョン・ヒューズ監督は、作品を通じて10代ないしは子どもを主人公にする傾向が多い。彼の作品で最も知られている、マコーレ・カルキンの可愛さが際立っていた「ホーム・アローン」や、アメリカのスクールカーストを描いた「ブレックファスト・クラブ」など。一方で、悪事を働いている・いないに関わらず、大人は悪者として描かれることが多い。まり、子ども目線で描かれたティーンムービーを得意としている監督なのだ。

 

本作も高校生を主人公にした話で、前年に作られた「ブレックファスト・クラブ」をかなり意識した作品のようにも映った。主人公のフェリスは、スクールカーストで言うと最上位の層にいる。何故なら、フェリスの言うことにクラスメイトは全て従うし、彼の発言を何も疑いもなく、「イエス、サー!」と軍隊のように働くからである。冷静に考えれば、フェリスがなぜあんなに権力を持っているのか、なぜクラスメイトは従順なのか、現実味がない気もする。

 

しかし、学年の中に一人や二人は「ヒーロー」的な役割を担っている学生がいるものだ。「桐島、部活やめるってよ」の桐島も学校を休みがちになるが、彼が募金を募っても相当な額が集まるだろう。つまり、フェリスはこの映画では学生の「ヒーロー」的存在で、10代の代弁者なのである。

 

この映画の中でたくさんの大人と対峙するフェリスであるが、一度足りとも負けることはない。もちろん、彼の「完全犯罪」ばりの作戦やトリックが練られているのも勝因の一つなのだが、ところどころに「ほつれ」のような、ラッキー感があるのが面白いところだ。例えば、危なっかしそうな連中にフェラーリを預けても無傷で帰ってくるし、妹は結局兄を助ける。「フェリスは負けない」という法則からはみ出して、観客に「ドキドキ」感を与える事にも成功していると思う。

 

映画で描く時間は、両親が出勤して帰宅するまでのわずか半日。映画の目的も「学校をサボるだけ」の単純すぎる話なのに、面白い。セリフ回しの面白さや、普段は偉そうにしている大人がことごとく少年に負けていく。ジョン・ヒューズ監督が練りに練った自宅防衛のトリックは、後の「ホームアローン」シリーズにも大きく影響したと思う。子供だけでなく、大人にもオススメできる作品だ。

 

余談だが、チョイ役で出演しているチャーリー・シーンには驚かされる。当時は20歳そこそこで、「プラトーン」にも出演する前である。彼の目立ちすぎる外見、端正な顔立ち。ハッキリ言って、フェリスよりはるかに主人公に適しているではないか! そして何より、彼の役柄が「ドラッグで逮捕された青年」というのは、あまりにも先見の明(?)があったのではないかと驚く。つくづくジョン・ヒューズ監督の早すぎる死を悔やむばかりだ。

 

 

http://blog-imgs-69.fc2.com/j/o/n/jonylove/tumblr_lht9bdyFl61qzwgub.jpg

 

 

 

 
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