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 原作の偉大さや素晴らしさを感じた一作 「暗殺教室 卒業編」批評

 

 

こんばんは! Machinakaです。今回批評する映画はこちら!

 

 

 

「暗殺教室 卒業編」

 

 

あまり乗り気はしませんでしたが、日本映画から逃げるべからず! ということで決死の覚悟で鑑賞して参りました!!

 

 

 

 

こちらの映画の評価・感想・考察・レビューをしていきます!

 

 

 

 

1.劇場鑑賞情報

 

109木場で鑑賞して参りました!

スクリーンは比較的大きめの第3スクリーン。300席以上あります!!

 

 

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驚いたのは、圧倒的な小学生の多さ!! おそらく小学5−6年生くらいかな。

 

映画館の一番後ろの席、そして真ん中後ろの席を陣取る小学生たち。それに、2−3人ではなく団体客でした!! 同じクラスとかかな?

 

 

こんな映画体験初めて!!!!

 

上映中は思ったより静かで、優秀な小学生たちだなぁと思いました。私が小学生の時は、公共の場でバカ笑いしてましたから。。。

 

将来は安泰ですなw

 

 

 

 

 

 

2.監督やキャスト

 

 

監督は羽住英一郎さん。1967年生まれ。日本大学芸術学部出身の人です。日芸といえば、私的には爆笑問題のお二人です笑 爆笑問題さんよりも2つくらい学年下ですから、会ってはいないんでしょうけど、、、。

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彼の映画作品ですが、、、

 


https://ja.wikipedia.org/wiki/羽住英一郎

 

なんと、全て漫画・小説原作です!!!

ほぼ全てが漫画・小説から映画を作っている人です。

 

オリジナルのストーリーでは映画を作ったことがない人です。

 

 

海猿を作ったということで、日本では有名なヒットメーカーなんでしょうね。

 

この人の映画作りに対する姿勢を知る上で、分かりやすい記事がありました。

 

www.lmaga.jp

 

以下記事抜粋です。

 

アート系で作家性の強い映画は、もちろん見応えがある。しかし映画は、売れるか売れないかの世界でもある。商業系大作が映画ビジネスとして産業体系を構築しているからこそ、アート系作品もそのラインにのることができるのだ。羽住監督は作家性のある映画もちゃんと認めた上で、「映画は商品ですから、ちゃんと売るための『パッケージ作り』をやっていかなければなりません」

 

これは映画批評をする人間にとって、大事な文章だと思いました。

「映画は商品」、間違っていないと思います。特に、原作ありきの作品で人生を生きて来た羽住さんからの言葉だと思うと、より説得力がありますね。

作家性の強い映画は儲かるかどうか分からないからあまりやりたくない、というのが日本映画界の現状なんでしょうね。配給会社も、映画館側もそうなのでしょう。

 

以前TBSラジオの番組をきっかけに、間接的に吉田大八監督にインタビューしたのですが、どれだけ面白い映画が「埋もれることになっても」、「儲かる確率が高い映画」じゃないと全国公開されないんですよねーー。

 

 

machinaka.hatenablog.com

 

こういう商業映画で成功した利益を、アート映画にも回して欲しいですよねー、本当に。完全にシネコンとミニシアターで住み分けしちゃってるんじゃないかって思ってしまいますけれども。

 

 

 

 

そして、主役の山田涼介!

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「暗殺教室」大ヒットの要因は、50%くらいが彼が出演しているからでしょう。そう、ジャニーズファンの方々です。

邦画はジャニーズファンのおかげで回っているんじゃないかと思うくらいです。インタビューとかでは「ファンの皆様」としか言いませんが、前売り券の購入とかグッズの購入とかを考えると、間違いなく彼女達が邦画業界を回してますよ。

 

ジャニーズファンの方々、いつもありがとうございます!!! 

 

 

 

 

 

そして俳優の菅田将暉さん。

http://news.walkerplus.com/article/56785/313327_615.jpg

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auのCMで活躍している印象がありますけど、もともとはちゃんとした俳優さんです。

 

彼の出演した「そこのみにて光輝く」の青年役は最高でした。

 

 

そこのみにて光輝く 通常版DVD

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3.原作

 

原作はジャンプです!!

 

私も昔は単行本買っていました。

 

小学生向けの内容にも見えましたが、面白かったんですよねーー。

 

 

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それに、「教育論」としても名言が多いことで有名な原作です。

「暗殺」を通して、生徒を教育するという、不謹慎に見えて内容は正しい作品になっています。

見た目の絵も可愛らしいので、ご両親やPTAも問題にしないんですかね。

 

matome.naver.jp

 

一番良かったのは、「殺す」という言葉を考え直すきっかけになること。

若い男なら、毎日使っているようなフランクな言葉として定着していますね。私も20代前半までよく使っていました、、、最近は少なくなったね。

 

でも、スラングとして使いっている「殺す」という言葉は、本当はとても重くて辛い言葉なんだ! と再確認してくれる映画です。

 

これを小学生が見るのは、素晴らしいことだと思います。道徳の教科書にすべき!!

 

そして、先生は見るべきでしょうねーーー。

 

 

 

 

4.映画の一言感想

 

 

原作は素晴らしいと思うよ、うん!!!

 

海猿みたいに、また儲かるといいね!!

 

 

 

 

 

 

5. 映画で儲けるのはいいけど、面白くしてね

 

 

<すべてセリフで説明しすぎ!!!>

冒頭から最後まで、ずっと誰かのナレーションが入るという、テレビ番組もびっくりな内容になっていました。

 

DVDで映画を見ると、特典として音声解説が入っていることがあると思うんですが、あれくらいの密度で、ベラベラベラベラ頼んでもいないのにナレーションがベラベラべらバラベラベラ、、、、、。

 

 

 

<ギャグが全スベり。気まずい時間を小学生と共有する羽目に>

 

コメディ調なので、笑いのシーンが多くあります。が、ほとんどのシーンで笑えませんでした。。。。

 

殺せんせーのギャグは面白いんですよ。変装するところとかは美術さんの力もあって、良かったと思うんです。。

これ、監督の演出がひどかったんじゃないかなーーー。 

 

一番辛かったのは、終盤でクラスメイト全員が刑務所に収監されてしまう。その中で、橋本環奈ちゃん演じる電子ソフト化された学生がいるのですが、そこのギャグが本当につまらない。寒い。こんなスベったギャグって、映画であったかなー。

 

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そこでは電波が通じないので、橋本環奈ちゃんは無気力化してしまいます。そこでなんと、、、、

 

ニコニコ動画のモノマネをして、「だりぃ」「つまんね」というコメントが大量に流れる動画をギャグにしてるんですよー。

 

これは最悪でしたねーーー。 しかも長いんですよ。5秒くらい流れてたかなあ。その気まずい時間を共有しなけいけないんですよ、知らない人たちと、、、

 

映画作っている人たちは、身内で見てるから楽しいかもしんないけど、これは観客から見れば相当きついですよーーーー。

 

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しかもコメントが大量に流れてくるだけで、どこに注目していいかわからないし。脚本通りに作っただけで、笑わせようって気概がなかったんだろうなぁ。実力がなかったのかもしれないけど。

 

 

 

<俳優はメインキャストを除けば全員下手くそ>

 

 

演技を見てるのが辛かったですねぇ、、、

 

見た目だけで取ってきたような俳優さん、、、もしかしたら俳優さんあんまり使ってないのかな?

 

若手俳優だからしょうがないかもしれないけど、学芸会レベルの人が長台詞で棒読みしてるシーンもあったので、思わず笑っちゃいました。

 

ベテラン俳優や山田涼介、菅田将暉の実力ある若手俳優もいるのに、残念でした。。。

 

 

 

 

 

<映画で儲けるのはいいんだけど>

 

映画で儲けるって、一番大事なことだと思うし正論だと思います。

でも、これは映画に対してあまりにも失礼な出来栄えだと思いました。

映画で儲けてるってよりは、映画のシステムを利用して利益を得ているんだなぁって思いました。

 

映画観客ってのはテレビと違って、お金を払って見に来てるんです。面白い作品を作らないと、短期的に儲かっても長期的な視点で見れば必ず負債を抱えてしまうと感じます。小学生やジャニーズファンなら、どんな出来栄えでも見てくれるって楽観的になっているかもしれませんけど、そんなことはないです。

どんな人が見ても、俳優の演技の下手さや寒いギャグは目に焼き付いているわけです。ファンたちは俳優が好きだから、アイドルが好きだから、その辺の不手際には目をつぶっていると思うんです。どんどん映画に対する信用不安が積もっている気がしてなりません。

 

 

今は成功している亀山モデルも、そのうち化けの皮が剥がれる気がするんですよねーー。

 

 

 

以上です!!

 

 

 

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